最適化インプレッション課金(pCPM) メモ

最適化インプレッション課金は、インプレッション課金(Cost Per Mille)の前に「最適化」を意味する「optimized」の「o」をつけることで「oCPM」と呼ばれることもあります。

最適化インプレッション課金は、インプレッション課金と同様に初めて広告が表示された回数が1,000回ごとに費用が発生する広告方法です。
ただし インプレッション課金との違いは、企業が希望するアクションを示してくれる可能性の高いユーザーを事前に選定して広告を表示させることにより、広告の費用対効果を高めることが可能です。

たとえば消費行動を起こしてくれそうな ユーザーをターゲットにしている場合は、そもそもオンラインショッピングの閲覧数が多いユーザーに優先的に広告を表示しますす。イベントへの集客を目的としている場合は、イベントが開催される地域の近郊に住んでいるユーザーに対して優先的に広告を表示させることができます。こうしたユーザーの選定を行うことで、Facebook広告のターゲティング制度を極限まで高めることが可能になります。

企業としては広告の効果を高めることができるため、いたずらに費用が発生することもなく限られた予算の中で 消費者の行動を促進することができます。
しかし一方で、ターゲティングの精度が高ければ高いほどリーチ数は伸びづらくなり、「自分は買わないけど、恋人へのプレゼントとして購入する」などの消費行動を促進できなくなるといったデメリットも存在しています。

扱う商品やサービスの特性、もしくは企業自体の認知度によっては、最適化インプレッション課金よりもインプレッション課金の方が適している場合もあります。
時と場合によって使い分けて設定をしていきましょう。