台湾の中部に位置する台中市には、日本統治時代に建てられた多くの建築物が残されています。その中でも、1927年に日本人の宮原武熊医師によって開院された「宮原眼科」は、その歴史的価値から観光名所の一つとなっています。
当時、宮原眼科は台中で最大規模の眼科診療所であり、日本人医師による高度な診療が行われていました。戦後は「臺中衛生院」として使用されていましたが、その後、パイナップルケーキで有名な台湾の企業「日出グループ」によって建物が修復され、現在は美食と文化の複合施設として、多くの人々に親しまれています。
宮原眼科の特徴は、その建物にあります。日本統治時代の建築様式を取り入れた外観や、螺旋階段などの装飾品など、当時の面影を残しています。
また、宮原眼科では、台湾のグルメやスイーツも販売しており、訪れた人々が台湾の文化や食文化を楽しめる場所となっています。
宮原眼科は、台中市内でもアクセスの良い場所に位置しており、地元の人々や観光客に愛される場所です。歴史的な建物や文化を楽しむことができることから、多くの人々にとって、台中市の観光スポットの一つとなっています。
【宮原眼科】
400 台中市中區中山路 20號 2樓
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