台湾の歴史を知る映画「セデック・バレ」

「セデック・バレ」は、台湾の映画監督ウェイ・ダーションが手掛けた2011年公開の歴史ドラマ映画です。台湾原住民セデック族の歴史を描いた作品であり、台湾映画史上最高額の制作費をかけて製作されたことで知られています。

物語は、日本統治下の台湾において、セデック族が行った日本軍に対する蜂起を描いています。セデック族の戦士は、自らの部族と文化を守るために、強力な日本軍と戦います。彼は、自分たちの文化や生活様式を大切にしながら、日本軍に対する戦いを続けます。

映画は、圧倒的なスケール感と、美しい自然風景の中で繰り広げられる壮大な戦闘シーンが特徴的です。また、セデック族の民族衣装や文化、言語なども丁寧に描かれており、当時の台湾社会の様子を知る上で貴重な映像となっています。

「セデック・バレ」は、台湾だけでなく、アジア圏を中心に高い評価を得た映画であり、2011年の台湾アカデミー賞をはじめ、数々の映画賞を受賞しました。
また、日本でも公開され、多くの観客から絶賛されました。

現在、Amazon Primeでも視聴可能です。