人口減少問題とZ世代について

〈Z世代〉

Z世代の語源・由来はアメリカ。世代分類を指す言葉。

広がったのはアメリカの「ジェネレーションZ」から来ていて、そこからZ世代という言葉で日本国内で広がりました。

読み方は「ゼット世代」。

年齢は明確に定義されていませんが、「1990年半ばから2010年代生まれの世代」を指すことが一般的。（実年齢としては、大体2021年現在で考えると25歳以下の若い世代を指すことが多い）

〈Z世代の特徴〉

Z世代は情報に多く触れているため、ミドル世代以上と比べると様々な面で違いがある。個人差はあるが、傾向として以下のような特徴があると言われてます。

（A）マスメディア離れが顕著。インターネット環境での情報収集が当たり前。

特徴として真っ先に挙がるのは、情報収集の違いです。

Z世代はテレビの視聴時間よりもYouTubeやSNS等のインターネット利用時間が多く、年代が若くなるほど顕著です。

※Z世代で主流なのはツイッター、YouTube、Instagram、TikTokなどですが、最近「アメリカの10代ではInstagram離れが進んでいる」という報道もありました。

Z世代は新聞やTVといった媒体から離れており、Webメディアでの情報収集が当たり前の状態になっています。

TVや新聞などの媒体は「自分自身が興味がない情報も多々入っている」ことがあり、情報過多の環境で育ったZ世代には「自分にとって不要な情報を取捨選択する」というスキルに長けている傾向がある。

そういった事もあり、Z世代には自分自身に必要な情報を得やすい、Web媒体利用が進んでいる。

（B）社会問題への関心が高い。

Z世代は、それ以上の世代と比べて、社会問題への関心も強い傾向がある。

SDGsに代表されるような環境問題への取り組みや、多様性に関する考え方に若いうちから触れていることや、東日本大震災などの災害にも接しており、そういった問題への関心が高い傾向があります。（バブル世代などと比べて、現実的な暮らしに重きをおくリアリストが多い傾向がある）

（3）ブランドに対するこだわりがあまりない。

一般的に言われる多様性の中に含まれるかもしれないが、例えば「親から勧められた商品」「昔から知名度の高い会社の商品」よりも、「自分の価値観に合うかどうか」といった視点を重視する傾向がある。

SNSの交流や情報発信の場が身近にある事が影響していると考えられ、企業のブランディング戦略にも変化が必要な時代になっています。

〈ミレニアル世代〉

1980年から1995年の間に生まれた世代と定義されることが多い。

大体 25歳から40歳ぐらいの世代を指しています。

この世代は「IT化・デジタル化が進んだ時代」で育っていて、インターネット環境の変化やサービスの変化に触れながら育っており、ITリテラシーの高い世代とも言われている。

〈Z世代とミレニアル世代の違い〉

育った環境の違いが一番の違い。

Z世代は不況の時期に育っており、経済的なプレッシャーを受けている環境下で育つ人が多く存在している。

ミレニアル世代は好景気の時代もあったため、そういった育った環境の違いがショッピングへの投資の仕方に違いが出たり、商品へ求める要素の違いに影響が出るようです。

また、Z世代は「貯金・貯蓄や支出を控える傾向」があり、買い物への意欲は「どれだけお買い得なのか」という点を重視する傾向がある。

対してミレニアル世代は購入自体に興味を持つ傾向があり、育った時代の景気が影響していると考えられる。

〈Z世代の次は「α」／アルファ世代〉

Z世代の次は「アルファ世代」と呼ばれています。「ミレニアル世代の子どもたち」として知られており、一般的に2010年代以降に生まれた世代を指します。

Z世代は、ラテン文字の最後に当たるZであり、次がありません。そのため、ギリシャ文字の最初に当たるα（アルファ）を採用し、新たな時代の始まりをイメージした世代名として考案。

台湾の人口

2,357万人（2020年）

〈西アジア〉

イラン、イラク、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、イスラエル、トルコなど。