Web マーケティング メモ

〈マーケティング〉
マーケティングとは、売る仕組みの構築と運用。
企業が顧客を獲得し、成長するために、市場調査で顧客の欲求や要望を汲み取って分析したり、広報・宣伝で得られるフィードバックを活かしたりしながら、魅力的な製品やサービスの開発につなげる取り組み。

販売活動を行わなくても、顧客が製品やサービスを進んで買ってくれるようにするための活動。

〈マーケティング 4Pの概念〉

製品(Profuct)
顧客の欲求や要望に対してどのような製品・サービスを開発するか。
品質、機能、効能、技術、ブランド、デザイン、サービス、競合他社に真似できない核となる能力(コア・コンピタンス)など。

価格(Price)
どのような価格で製品・サービスを提供するか。
販売価格、卸価格、希望価格、割引価格、支払い条件など。

流通( Place)
どのような販路や場所で製品・サービスを流通させるか。
販路、流通経路、流通範囲、品揃え、在庫、納期、小売りの状態、小売りの販売場所など。

プロモーション(Promotion)
製品やサービスをどのように顧客へ知らせるか。
対面販売などの人的販売、マスメディアを利用した広告、SNSなどのコンテンツ、販売促進活動、広報活動など。

〈Web マーケティング〉

ネットを使った、リサーチ。
ネットを使った、製品づくり。
ネットを使った、集客。
ネットを使った、接客。
ネットを使った、アフターフォロー。

Web マーケティングでは、双方向性や検索性、データの収集・分析の容易さといったWebの強みを活かして、さまざまなメリットを有するマーケティング 活動を行うことができる。

〈Web マーケティング のメリット〉

必要最低限のコストで始めることができる。
従来型マーケティング に比べて始めやすい。

〈Web マーケティング 3段階の目標〉

「集客」
⇒ 買ってくれる人を、一人でも多く集める。

「接客」
⇒ 集まった人に興味を持ってもらう。

「リピート」
⇒ 顧客になり、二度、三度購入してもらう。

〈Webマーケティング の目的設定(最終目標へ至るために必要な道筋)〉

お客さんの数を増やす。
⇒ 具体的な数字設定。

多くの人に商品を知ってもらう。
⇒ 具体的な数字設定。

実店舗に、より多くのお客さんを誘導する。
⇒ 具体的な数字設定。

〈広告の検証〉
ROI(Return Of Investment)※投資対効果
広告に対して、どれほど回収を得られたかを示す指標。

ROIは、「(広告に由来する利益)− 広告費)÷ 広告費 × 100」(単位:%)
広告費に由来する利益は「コンバージョン数 × 平均利益単価」
※ROIの数値が高ければ、広告の費用対効果も高い。

CPO(Cost Per Order)※注文獲得単価
CPO = 広告費 ÷ 注文数

CPO(Cost Per Acquisition)※顧客獲得単価
CPA = 広告費 ÷ 顧客数

広告の有効性は、常に検証する必要がある。

〈進捗状況の計測(KPI)〉

KPI(Key Performance Indicator)/重要業績評価指標を設定し、最終目標である売上アップを目指す。
目標達成に影響のある指標で、できるだけカウントしやすい指標を設定する。


目標:1,000万円 と設定。

KPI
セッション数:50,000
CVR:1.0%以上
顧客単価:20,000円

売上高 = 客単価 × CVR × セッション数(来訪者数)

客単価、コンバージョン率、来訪者のいずれかを上げることができれば、売上を上げることができる。

客単価 = 売上高 ÷ CVR ÷ セッション数
CVR = 売上高 ÷ 客単価 ÷ セッション数
セッション数 = 売上高 ÷ 客単価 ÷ CVR

サイトにユーザーを集め、顧客として獲得するために、広告は重要。

〈コンバージョン数を上げる〉

1.セッション数を増やす。
⇒ 検索キーワードを見直し、検索結果の上位に表示されるようにして訪問者数アップ = SEO対策。

⇒ SNSやブログを活用し、口コミを広げる = SMM(Social Media Marketing)、バイラルマーケティング 。

⇒ SNS広告
低コストでのサイト誘導が可能。

2.コンバージョン率を上げる。
⇒ 商品の魅力をアピールし、クリックしたくなるような効果的な広告を出稿する。

⇒ ユーザーの興味をとらえるように、Webサイトの入り口ページを最適化する=LPO(ランディングページ最適化)